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元記事発行日: 2024年10月03日、 最終更新日: 2024年10月03日

#8 デジタル印刷とスキルレス時代②:可視化の重要性

こんにちは、goofマーケティング編集部のMr.Kです😎
最近会社で、あいつサングラスかけてるよって言われます笑


かけてません。

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ブルーライトカットレンズ


目を酷使しすぎて昼過ぎには頭痛が激しいからこれかけてます👓
確かに言われてみれば薄いサングラスにも見えなくないです笑

自分からは鮮明に見えていても、相手からの見え方って違いますよねー🥹w

どうでもいいですが、
ブルーライトは可視光線、紫外線は不可視光線です🤔

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なるほど

さて、今回の記事は前回の続きです^^
目に見えないものの可視化って大事ですよね!

スキルレスの時代、何が課題でどうあるべきか、を可視化していきましょう!!


前回のおさらい


前の記事では、プリプレス現場の業務圧迫などの課題を挙げました☝️

以前、何度も顧客先でデジタル印刷機のオペレータートレーニングを行っていましたが、そのほとんどがプリプレス工程を知らない方ばかりでした。

そりゃそうです。

元々アナログオフセットではプリプレス工程(データ入稿から下版など)は印刷をする現場とは別工程として考えられていました。

ですが、産業用のデジタル印刷機となると少なからずデータの知識は必要不可欠です🤔

トレーニングを受ける方は「印刷機は操作していたけど、データの扱い方なんて知りません。」

じゃあまずそこからトレーニングしましょう!!
RIP?CPSI?APPE?PDF/X-1a?、、、

なんのこっちゃです😇

スキルレスを武器にデジタル印刷機を導入するも、結局は膨大な知識は無いよりあったほうがいい、でもそれじゃあ効率が悪いんでプリプレス工程が激務になりつつあるのが現状です。


ワークフローソリューションで効率化?本当?

まず、ワークフローソリューションの最大の利点は、プリプレス工程の効率化です!!
従来のプリプレス工程では、データの確認や修正、色調整、レイアウト確認といった作業が手作業で行われることが多く、時間と労力がかかります。
例を挙げると、EFI FieryやKodak Prinergyなどはこれらの工程が自動化され、、オペレーターが手動で行う必要がある作業を大幅に削減されたりします👌

また、このようなソリューションは、色調整やレイアウト確認の自動化も実現します。

色調整ってほんとに奥が深くて沼なんですよ😅

色調整の自動化により、一貫した品質を維持しながら、色のばらつきを最小限に抑え、AIベースの自動レイアウト確認システムを利用することで、レイアウトミスを大幅に減少させることができたりなんかします!!

AIってすごい👏

しかし、これが実際にうまく活用されてるシーンがどれだけあるでしょうか。

ワークフローソリューションはとても素晴らしい機能を有しています。

それ故に、使いこなせない現場を、私は何度も見てきました。

システムの導入には一定の期間と労力がかかり、既存の業務フローを見直す必要があります。これにより、短期的には業務効率が低下するリスクもあります。

さらに、ワークフローソリューションの効果を最大限に引き出すためには、従業員の教育とトレーニングが不可欠です。

新しいシステムに対応するためには、従業員がその操作方法や機能を十分に理解し、効果的に利用できるようになる必要があります。これには、定期的な研修やサポート体制の整備が重要となります。


本当のデジタル化ってなんでしょうね、、、(笑)


プリプレス工程とロジスティクスの見える化

 

さて、近年、デジタル印刷業界において、プリプレス工程の効率化とロジスティクスにおけるCO2排出量の可視化が重要視されています🤔

今回のDrupa2024でも多く発表されていたのではないでしょうか?

一般的なワークフローソリューションは、データ入稿、編集、確認、面付けの各工程を統合し、効率化を図ることです。

しかし、ロジスティクスにおける環境負荷も見える化することが重要ですよね。

これらの重要性を理解し、印刷物に対してのCO2排出量を可視化するメーカーもちらほら出てきていますが、ロジスティクスの部分は含まないという制限を設けていたりします。

プリプレス工程を効率化するのであれば、そもそも印刷に関わる全てのフローが統合されればより良い「持続可能な印刷」を掲げられるのでは無いでしょうか😁

と、私は思います🔥


CO2排出量の可視化の重要性

ロジスティクスにおけるCO2排出量の可視化は、持続可能な印刷業界を実現するために欠かせない要素です。

今年の夏はどこまで気温が上がるのか🥵

製品の輸送や配送に伴うCO2排出量をリアルタイムでモニタリングし、削減目標を設定することで、企業は環境負荷を正確に把握し、具体的な削減策を講じたいものですね🤔

CO2排出量の可視化が必要な理由は、企業の環境責任に対する社会的要求の高まりが挙げられます!

多くの消費者や企業が、持続可能な製品やサービスを求めており、環境負荷の低減は競争力を維持するための重要な要素となっています。

特に、大手企業やグローバル市場で活動する企業にとって、環境負荷の可視化と削減は必須の取り組みです。

やはり重要なキーとなるのは「持続可能な印刷」ですよ🌿


ソリューションの将来展望

今後、これらのソリューションはさらに進化し、より高度な機能やサービスが提供されることが期待されるでしょう💡

例えば、IoT技術やビッグデータ分析を活用することで、プリプレス工程やロジスティクスの効率化が一層進みます。

また、環境負荷の可視化だけでなく、予測やシミュレーションを行うことで、より効果的な環境対策が可能となります。

さらに、クラウドベースのワークフローソリューションが普及することで、導入コストの削減やシステムの柔軟性が向上し、中小企業でも容易に導入できるようになるでしょう。

これにより、業界全体での環境負荷低減が進み、持続可能な印刷業界の実現に向けた取り組みが加速することが期待されます。

総じて、印刷業界の効率化と持続可能性の向上に寄与する重要なステップとして欠かせません。

企業はこれらのソリューションを積極的に活用し、プリプレス工程の見える化とロジスティクスにおけるCO2排出量の削減を目指すべきです🔥

これにより、競争力を維持しながら、環境に優しい持続可能なビジネスを実現することが可能となるのではないでしょうか🤔


広がる可能性

どの工程や活動が最も多くのCO2を排出しているかを特定することができれば、効率的な削減策を講じることが可能となりますよね☺️

デジタル印刷プロセスにおけるエネルギー消費や材料使用量を詳細に分析することで、顧客やステークホルダーに対して自社の環境パフォーマンスを示すことができます。

また、持続可能な材料の使用や、再生紙や植物由来のインクを使用することで、環境負荷を大幅に軽減することができ、製品のライフサイクル全体での環境影響を評価し、廃棄物の削減やリサイクルの促進を図ることもできます👏

どうせデジタル化というなら、プリプレス工程も印刷工程もロジスティクスも全て統合されたデジタル化を謳いたいものですね😇

今回はちょっと話がまとまりないように見えますが、これらを実現することによって、より良い持続可能な印刷をグローバルに届けていきたいですね〜

それではまた次回〜

Love&Passion