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元記事発行日: 2024年09月04日、 最終更新日: 2024年09月12日

#6 "FDA & CEマーク認証” 安心安全へのパスポート

こんにちは、goofマーケティング編集部のMr.Kです😎

まだまだ暑い日が続きますね^^

歩きながら暑いなーって思っていたら、ふと目に止まりました。
気づいたら家の真下にこんなものが、、、🍊


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美味しそうなオレンジジュース🤤

エコな身体作りのため運動を意識しているのですが、ついつい買ってしまいました笑

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蓋とストローはプラスチック、、、んー悩ましい🤔

省人化をしつつフレッシュなジュースを提供、いいですね。

さて、今回の記事はそんな紙コップについて触れながら記事にしていきます^^
(ジュースの味は美味しかったです🤤)



食品安全適合性を兼ね備えた紙コップ印刷



突然ですが
5月2日は紙コップの日ってご存知でしたか?

紙やプラスチックの素材を使用した包装容器の製造販売などを手がけ、日本の紙コップのリーディングカンパニーである東罐興業株式会社が制定。記念日を通じて紙コップの認知度とイメージの向上が目的。日付は、紙コップを使用する機会が多いゴールデンウィークの期間であることと、5と2で「コ(5)ップ(2)」と読む語呂合わせから。夏に向けて暑くなり始めるこの時期に、水分補給を意識して健康に夏を乗り切って欲しいという思いも込められている。

                                                                                                 出典:日本記念日協会

水分補給大事ですよ!!水が一番良いです。
僕は緑のマークの有名なコーヒーばかり飲んでますが(笑)


さぁ、私たちが普段、日常的に使う飲料用の紙コップは、その印刷が食品安全適合性を満たしているか否か、真剣に取り組むべき課題であります🤔

紙コップ印刷の世界では、愛らしい見た目だけでは不十分です。
食品安全適合性という必須の品質基準をクリアしなければならなりません。


以前の記事でも少し触れましたが、
”口に触れても安全”なものかどうかは消費者にとってものすごく大事です!!

企業が紙コップの印刷に求める要素は、紙の材質や高温のドリンクに触れた際にも形状を保つか、など様々です。企業のメッセージやブランドイメージを効果的に伝え、ロゴやキャッチフレーズを全面に押し出しつつ、印刷されたインクが飲料に浸透してしまうという失敗は許されません。



紙コップの種類と構造



まずは紙コップの種類などについて知っておいてください☝️

紙コップにはそれぞれ用途があり、それに伴った種類があります。
コールドドリンク、ホットドリンク、アイス、映画館のポップコーン、、、などなど💡

用途により形状や大きさは変わりますが、一般的には以下がお馴染みのタイプです🥤

一層タイプの紙コップ

私たちがよく使用する一般的な紙コップで、一番安価なタイプ。

二層or三層タイプの紙コップ

基材と基材の間に空気層があり、飲み物の温度を保ち、やけど防止にも優れるが、少し高価なタイプ。

それ以外にも、、、

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一層タイプでもレイヤーが分かれている。


このように、紙自体に層があり、用途によって内側にはバリア層なんてのも存在します(°_°)💦


全ては紹介しきれませんが、気になるよー!!というお声が沢山聞こえたらまた別の記事でご紹介します🤫笑



市場の変化と加速



さて、紙コップには様々な種類があり、食品安全適合性にも適性がないと私たちは美味しい炭酸ジュースやコーヒーを安心して飲めません😭

じゃあ缶やペットボトルでいいじゃないか!!


と、この記事を書きながらどこからともなくそんな声が聞こえてきます(笑)
そうするとまた別の問題が発生してしまいますよね。

さて、コロナ禍以降、我々の生活スタイルは戻りつつも確実に変化し、昨今の環境問題などの影響で、紙コップをはじめとするパッケージング市場も大きく変化しています。

スマホを介してのフードデリバリーサービスの拡大、フードロス削減に伴うテイクアウトサービスの利用拡大の促進、プラスチック基材からサステナブル素材の使用、コンシューマー向けにパッケージのプレミアム化など🥸

その波はもちろん印刷業界へも、カスタマイズ可能なショートラン印刷の低価格化や小ロット印刷の高画質化など、それらはロジスティクスやサプライヤーまでにも大きく影響しています。

価格競争が多い印刷業界では、自国での印刷にこだわる企業から、消費者へ安価に価値を提供できるようグローバルに視野を広げる企業が増えていくでしょう🤔



FDAとCEマーク



それを踏まえて、例えば今もし読者の皆さんが大好きなコーヒーや炭酸ジュースを手に取って飲んでいるその容器が紙コップだったとしましょう。

その紙コップが他国で印刷されているのか国内で印刷されているのかなんて正直わかりません(笑)

もし"Printed on USA"なんてしっかり書いてくれてるなんて親切な紙コップがあったら私の無知なのですみません😅

でも、そんなことは気にしなくて大丈夫です。
紙コップなんてなんでもいいだろ、なんて人も気にしなくて大丈夫です。

ですが見極めることは悪いことではありません!

みなさんは「FDAマーク」と「CEマーク」についてご存知ですか?

FDAとは「Food and Drug Administration」の略称で「アメリカ食品医薬品局」のことを指し、「CEマーク」とは、EU(欧州連合地域)で販売される指定製品に貼付を義務付けられる安全マークのことです。


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                                             上がCEマーク、下がFDAマーク




馴染みがないかもしれませんが、新型コロナワクチンなんかもこのFDA機関に認証されています☺️



中国のマスクバブルとFDA/CEマーク



コロナ禍中や以降でも中国の安価なマスクが品薄になった社会現象はみなさんも記憶に新しいですよね?

これを機に多くの中国企業がマスク産業に参入する通称「マスクバブル」が起きました💡

マスク、今でもちょっと高いですよねー( ;  ; )


その後、中国産のマスクは海外へと輸出されるようになりましたが、衛生品などに限り、EU向けの場合はCEマークの認証、アメリカへの輸出の際はFDA認証がそれぞれ必要だったのです🔥

もうお分かりですよね、、、

認証を受けていないマスクは品質基準に満たしておらず、ベルギーで輸入した300万枚ものマスクが中国に返金と返品を要求する方針になりました!
ニュースでも話題となりましたね😱

やがて「マスクバブル崩壊」という言葉が、世界のマスク市場のあちこちで聞かれるようになったのはご存じの通り☝️!!!

日本では「アベノマスク」の方が話題だったかもしれません。
(うちにまだあります笑)



消費者の購買意欲の変化



今手元にある紙コップやパッケージに何かしらの認証マークはありますか?

ちなみに私は今ガラスのコップに入ったコーヒーを飲んでいます😇
(後でコーヒーカプセルの箱見てみます)


もちろん日本には日本の食品安全規格が存在しますのでFDA/CEマークがないといけないわけではありません👏
ですが、消費者が一つの基準として判断できるよう、それらのマークが存在しているんです。

FDAは印刷インクやトナーにも認証があります。

これら認証マークは消費者にとっての購買行動に大きく影響していきます。

現にヨーロッパでは、食品安全や環境についての規制や認証マークがある商品が多く購入されるような生活様式に変わってきています🤔

日本もそうなりますよ!!

もし、国外から何かしらの受注があった印刷会社は、中国企業のようにならないことを祈ります🙏


ちなみに私が先日飲んだオレンジジュースの紙コップには、、、


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ん?


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!!!!!!

😮‍💨




それではまた次回〜


Love &Passion