こんにちは、goofマーケティング編集部の倉鹿野です😎
今回、第一回目のテーマとして
「持続可能な印刷」について触れていきたいと思います!!
皆様が普段目にする「印刷物」について少しずつ紐解きながら
目を向けて知って欲しい部分をご紹介していきます^^
持続可能な印刷
まず、持続可能な印刷とは、見た目は普通の印刷物と変わりません👀
ですが、主に、材料である用紙やインクが、環境や社会に配慮されている
これからのことを考えた印刷物、のことです!!
さらには、印刷機に使用される電力を再生可能エネルギーに切り替えたり、印刷機で使われる洗浄油などの資材を環境への悪影響が少ないものに切り替えたりと、細かく挙げればキリがないほど、
「サステナブル」なんですね〜✨
脱墨とは?
そして、タイトルにも載っていますが、「脱墨」、、、はてさて何のことでしょう?
端的にまとめますと、脱墨とは
古紙をリサイクルする際にインク部分を除去する工程のことを指します👨🎓☝️
詳しくは以下リンク参照
そうなんです、このリサイクルっていうのが本当に重要なんですよ!!
よく、リサイクル用紙や再生トイレットペーパーなんて売ってますが
どうやって白くなってるの?って疑問ですよね(笑)
これを実現しているのが「脱墨」ということです👨🎓☝️
脱墨の工程
ちょっと細かいお話になりますが、脱墨のプロセスは非常に複雑で結構大変なんです💦
回収された古紙は、純粋な紙部分だけを取り除きフローテーションと呼ばれる工程で印刷に使用されたインクだけを取り除きます。その後、いくつかの工程を経て、漂白および洗浄された真っ白な再生紙は、ようやく私たちの手元に届きます👏
これ考えた人凄い!!
脱墨の歴史
実はこの「脱墨」の歴史は長く、1774年に、ドイツのJustus Claproth氏によって発明され、古紙の再生紙や衛生紙などで活用され始めたのは1950年代頃だそうです🤔
Justus Claproth氏さん、ありがとー!!
INGEDE(国際脱墨産業協会)
そして、欧州にはINGEDEと呼ばれる脱墨に関する国際団体が存在します。
INGEDEは印刷物の”脱墨性”をラボでテストし、スコアをつける方法を開発しました😎
スコア化することで、脱墨性を明確化しリサイクルの需要が増えるってことですね〜🤔
”印刷物の脱墨性”
まさに「持続可能な印刷」ですね!!
印刷業界の皆様はますますこの「脱墨」について考えなければいけませんね✨
未来に残せる印刷物を
私たちが普段目にする印刷物は見た目では「持続可能な印刷」かはわかりませんね。
ですが、これからの未来に残していかなければならない印刷物はこういった「脱墨」が可能な「持続可能な印刷」だと私は思います👏
でも、そもそもリサイクルの現状ってどうなんでしょう?
それはまた次のブログで記事にしていきます^^
それではまた次回〜!!